CakePHPのインストール
- CakePHP 3.x
- 2015年10月22日
- 読了時間: 2分
CakePHP 3.x から、Composerによるインストールが公式に推奨となりました。
これまでのZIPファイルをダウンロードして、展開して・・・というようなインストールは行いません。 また、階層構造はほぼ同じですが、「app」が「src」に、「Model が Tableクラスと Entityクラスに分かれる」などといった違いがあります。
ここでは、CakePHP 3.x のインストールについて説明していきます。
【前提条件】 (引用:公式マニュアル「Cookbook 3.x」)
■システム要件
ApacheなどのHTTPサーバ(mod_rewrite推奨)
PHP 5.4.16以上
PHP mbstring 拡張
PHP intl 拡張
※intl 拡張について、php.ini の「extension=php_intl.dll」行をコメントアウトし、HTTPサーバを再起動する必要があります。
■DBエンジン(任意)
MySQL (5.1.10以上)
PostgreSQL
Microsoft SQL Server (2008以上)
SQLite 3
【インストール】
今回は、XAMPPで行いました。
まずインストールを行うのに必要な Composer をインストールします。
Composerをインストールしたら、コマンドプロンプトより以下のように実行し、CakePHPをインストールします。 ※[app_name]はインストールディレクトリ名ですので、アプリケーション名などを入れると良いです。ちなみに [ ] は不要です。
(お使いの環境のドキュメントルートやアプリケーションルートに移動 )
# cd C:\xampp\htdocs
(composerコマンドによるCakePHPのインストール)
# composer create-project --prefer-dist cakephp/app [app_name]
(composer.pharを用いる場合)
# php composer.phar create-project --prefer-dist cakephp/app [app_name]
上記の場合、C:\xampp\htdocs\[app_name] 配下にCakePHP 3.0がインストールされます。
これで、ブラウザからhttp://localhost/[app_name]と入力すると、下記のように表示されたらインストール完了です。

これまでの画面とは雰囲気がかなり変わりましたね。
私は今の方がシンプルで適度な余白もあり好きです。
そして、なんとなんと バージョン3 からは、tmpディレクトリの権限変更などを内部的に自動で行ってくれるようになりました。これまで少し手間だったことが省略できるので、不思議と気持ちに余裕が持て開発スピードも上がりそうです。
なお、databaseでエラーが出ている場合は、[app_name]\config\app.php 内の「Datasources」をご自身の環境に合わせてセットアップしてください。 基本は、「host、username、password、database、encoding、timezone」で良いかと思います。
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