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CentOS 7 インストール後の設定(1)

  • 執筆者の写真: nekoburoblogger
    nekoburoblogger
  • 2015年11月10日
  • 読了時間: 3分

皆さまこんにちは。

当サイト管理者の ねこブロです。

前回(CentOS 7 をVMにインストールする(2))までで、VMにCentOS 7をインストールすることが出来ました。

今回は、CentOS 7インストール後の初期設定をご紹介します。

なお、CentOS 6系までとはコマンドなどがガラッと変わっていますので、最初は戸惑う方もいらっしゃるかと思いますが、すぐ慣れますのでご安心くださいね。

【ログイン】

ログインは普通に行ってください。 ただ、デフォルトインストールだと最小インストールで行われるので、デスクトップ環境はインストールされていません。真っ黒画面に慣れていない方は戸惑われるかもしれませんが、ちゃんと説明していきますので安心して下さいね。 真っ黒画面に「ホスト名 login:」と表示されたら、ログインしたいユーザ名を入力しEnterを押してください。 「Password」と表示されますので、ログインパスワードを入力して下さい。 ※パスワードを入力しても何も表示されませんのでご注意ください。表示されなくてもちゃんと入力できていますので!!

CentOS_ログイン画面

【ネットワークの設定・確認】

まずはネットワークの設定確認を行います。以下のコマンドを実行して下さい。 # ip address show (addressは a と省略可能)

CentOS_IPアドレス確認

すると、「1: lo ~」と「2: enoxxxxx ~」と表示されるはずです。(ネットワークカードの数によります) 「1: lo ~」はご存知の通りローカルループバックアドレスですので、今は説明を省きます。 「2: enoxxxxx ~」は見慣れない文字列です。CentOS 7から、ネットワークデバイスは「ethxx」から「enoxxxxx」に代わりました。これまでのethxxを使用することもできますが、今回はこのまま進めますね。

前項で確認したenoはデバイスとして認識はしていますが、ONBOOT値がnoの為設定値が反映されていません。これまで同様、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enoxxxx ファイルの ONBOOT をyes に設定してあげれば、OS起動時(NetworkManager起動時)にenoが有効になります。 ただし、CentOS 7からは、ファイルの直接編集ではなく、tui(text user interface)を使用しての編集が推奨されています。 ※tui ・・・ CUIとGUIの中間的なインターフェイスを提供し、CUIでGUIの様な操作が可能となります ネットワーク関係のtuiは、「nmtui 」というコマンドが用意されていますので早速使用してみましょう!! 次のコマンドを実行して下さい。 # nmtui

CentOS_nmtui初期画面

上記の様な画面が表示されるはずです。

ご覧いただける通り、コネクション設定(NW設定)や設定の有効・無効化、ホスト名の変更が行えます。

まずは、現在の設定を確認してみましょう。

「Edit a connection」を選択し、Enterをポチっとしてください。

CentOS_nmtui編集画面01

有効なenoが表示されます。Tabか矢印キーで「Edit...」を選択し、Enterを押してください。

CentOS_nmtui編集画面02

OSインストール時に固定IPを設定したので、その情報が反映されていますね♪

画面下よりの「Automatically connect」を選択し、スペースキーを押してください。

「X」のチェックが入り、起動時にenoが有効になります。

良ければ画面右下の「OK」をポチっとです。

CentOS_nmtui編集画面03

nmtui最初の画面に戻りますので、画面右下の「Quit」を選択し、ポチっとします。

CentOS_nmtui編集画面04

またまた真っ黒のコマンドプロンプトに戻ってきました。パチパチパチ~~♪

だがしかしです!! 設定を編集してあげただけですので、リアルタイムで設定が有効になるわけではござんせん。

以下のコマンドを実行し、編集した設定を有効にしてくださいな。。(サービスの再起動)

# systemctl restart NetworkManager

# systemctl restart network

CentOS_Network再起動

特に何も表示はされませんが、安心して下さい!! 実行結果が成功した証拠です。。

(エラー等表示されたら もちろん対処しなければいけません)

以上でネットワーク回りが使えるようになったはずです。pingコマンド等で疎通確認してみてくださいネ♪

これまでで、systemctl コマンドを普通に使っていましたが、6系までは「/etc/~/network restart」としていたと思います。

7系からは「systemctl」コマンドを使用してサービス関連の管理を行っていきますので覚えておいてください。

詳細は別の機会にご説明いたします。

ではでは次回も乞うご期待ですぞよ♪

 
 
 

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